2月16日(金)桔梗町会で、女性部主催の映画鑑賞会「この世界の片隅で」が開かれ、34人の人が開かれた。映画雑誌のキネマ旬報で高く評価された話題作である。

 この映画は、広島の呉を舞台として,戦争の巻き込まれていく庶民の生活を暖かなタッチの絵で描いたアニメである。暗くなりがちな生活でも、不器用にも明るく振る舞う主人公の姿に、時に笑いが出た。戦時中の生活を知っている世代は、当時のことを思い出して、着る物も食べる物もなかった頃で、本当はもっと暗く辛かったけど、柔らかな絵に優しく見ることができたと語っていた。中高生にも見せたいアニメであった。エンドロールや主催者挨拶の時にすでに席を立つ人がいたのは残念であった。
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